パレスチナは、自治政府評議会(議会)選挙と大統領選挙の実施時期を2027年9月11日に延期することを決定しました。

10日に発表された大統領令によりますと、パレスチナのアッバス大統領は、イスラエルが占領するヨルダン川西岸の情勢が不安定となっているほか、自治区ガザで停戦発効後もイスラエル軍の散発的な攻撃や封鎖が続き、選挙実施が困難なためと説明しました。

アッバス大統領が評議会選挙と大統領選挙の延期を決定したのは、有権者の安全を確保し、パレスチナ人が自由に行使できる環境を整えるためとしています。

パレスチナでは、2005年以降は大統領選挙が、2006年以降は評議会選挙が行われていません。これに先立ち、アッバス大統領は9月7日、評議会選挙を2026年11月28日に実施し、大統領選挙については2027年内の未定の時期に行うとする大統領令に署名していました。

同日、パレスチナの保健当局は、停戦合意が発効中であるにもかかわらず、過去24時間にイスラエル軍がガザ地区への攻撃を続けたと発表しました。一連の攻撃により、少なくとも10人が死亡し、数十人が負傷しました。保健当局は、今回の攻撃が近年のガザ地区に対するイスラエル軍の攻撃の中で最も多くの犠牲者を出した局面の一つであると強調しています。また、2023年10月7日の衝突開始以来の死者は計7万4370人に達し、負傷者は17万5400人近くに上っているとしています。(VOVエジプト支局)

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