
イスラエルが占領し、パレスチナ人が多く住む東エルサレムで2日、少年の遺体が見つかり、地元メディアは遺体には焼かれたり、暴力を振るわれたりした痕があると伝えました。
警察にはパレスチナ人の若者が車で連れ去られたとする目撃情報が寄せられており、何者かが少年を連れ去って殺害したものとみて、身元の確認を進めています。イスラエルでは先月、イスラエル人の少年3人がヨルダン川西岸で何者かにさらわれ、その後、遺体で発見される事件があり、イスラエル政府はイスラム原理主義組織ハマスによる犯行だと断定して、関連施設の破壊などの報復措置を進めています。
こうしたなか、エルサレム市内では1日、イスラエル人がデモ行進を行い、「アラブ人に死を」と呼びかけるなど、パレスチナ人に対する憎悪が一部で噴き出しています。このため、今回の事件についても、何者かがイスラエル人が誘拐、殺害された事件の報復のために行った犯行ではないかという見方が広がっており、民族的な対立を背景とした治安の悪化が懸念されます。
