展示される作品はいずれも一点物で、成形、乾燥、焼成、仕上げなど多くの工程を経て、芸術家と北部バクニン省フーラン陶器村の職人たちによって制作されました。

今回の展示では、制作技法だけでなく、伝統的な陶芸を守り継いできた職人たちの歩みも紹介されます。また、フーラン村の職人と一緒に陶芸を体験するワークショップや芸術公演、参加型の活動も、会期を通じて行われます。

バクニン省のフーラン陶器村は700年以上の歴史を持ち、素朴な風合いの陶器や、うなぎの皮を思わせる釉薬、薪や炭を使った伝統的な窯焼きで知られています。

フーラン村の陶器を用いた今回の展示は、伝統工芸村の価値と、バーデン山山頂の精神文化空間を結びつける機会ともなっています。