(写真:AP) |
プーチン氏は親ロシアのジャーナリストとのテレビ会見で「いわゆる穀物合意からの撤退を現在検討中だ。穀物運搬船が通るこれらの航路は海軍の無人艇の出撃に絶えず使われている」と述べました。
プーチン氏によりますと、ロシアはアフリカと中南米の「友好的」な国々を支援し、それらの国々との良好な関係を維持するために黒海穀物協定に参加しました。
プーチン氏は「協定参加はウクライナのためではない。アフリカや中南米の友好的な国々のためだ。なぜなら、穀物は世界で最も貧しい国々にまず向かうべきだからだ」と説明しました。
その上で「ロシア産の穀物は輸出規制対象にはならないと約束されていた。だが残念ながら我々はまたもだまされた。ロシア産穀物の外国市場への供給を自由化するという点ではなにも行われていない」と主張しました。
プーチン氏はまた、欧州はウクライナ産穀物の最大の輸入者であり、これはウクライナにとって主な外貨獲得源となっているようだと指摘した。
トルコとウクライナの当局者によりますと、黒海のウクライナの港からの穀物輸出を認める穀物輸出の合意は5月17日に延長が決まりました。
トルコのエルドアン大統領によりますと、同国と国連が仲介した合意の延長は2カ月です。協定はもともと昨年結ばれ、以降、延長されてきました。
2022年2月のウクライナ侵攻後、ロシアは黒海を封鎖し、ウクライナの主要港からの穀物輸出を阻止しました。このためウクライナ産穀物に頼る多くの国々へ何百万トンもの穀物が輸出されない事態に発展しました。(CNN)

