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ベネズエラではハイパーインフレや物不足が続いて、反米左派のマドゥーロ大統領の退陣を求める声が収まらず、野党側が多数を占める議会と大統領が対立しています。
こうした中、マドゥーロ大統領は、現在ある議会とは別に、新しい憲法を制定する制憲議会を招集することを一方的に決め、「議会から権限を奪うことが目的だ」などと国内外から反対の声が出たにもかかわらず、30日、制憲議会のメンバーを選ぶ選挙を強行しました。
しかし、立候補や投票をボイコットした野党側の呼びかけに応じて各地で抗議デモが行われ、このうち、西部のタチラ州では、デモに参加していた未成年の2人が何者かに銃で撃たれて死亡しました。また、警備にあたっていた治安部隊の隊員1人も銃で撃たれて死亡し、検察によりますと、選挙に関連して全土で合わせて7人が死亡しました。
さらに、投票所で反対派が投票用の機材を壊す騒ぎも起きました。投票は日本時間の31日午前7時で締め切られ、今後、開票が順次、行われますが、抗議活動が収まるか不透明な情勢です。

