ベネズエラ当局によりますと、現地時間の26日夜の時点で、これまでに589人の死亡が確認され、2980人がけがをしました。マグニチュード7.2と7.5の2回の地震で最も深刻な被害を受けた沿岸部のラ・グアイラ州は、捜索救助活動や食料、飲料水の配給を行うため、軍の統制下に置かれました。
当局によりますと、多くの建物が完全に倒壊し、何百人もの人々ががれきの下に埋もれているということです。しかし、専門的な人材や重機の不足に加え、ラ・グアイラ州にある首都カラカスの主要な国際空港が深刻な被害を受けて閉鎖されており、支援物資の受け入れに支障が出ているため、救助活動は困難を極めています。
こうしたなか、国際社会はベネズエラへの支援を強化しています。エルサルバドル、メキシコ、スイス、スペイン、チリ、ドイツなどの救助隊がすでに現地に入ったか、あるいは現地に向けて移動しています。アメリカは、軍艦や輸送機、ヘリコプターなどを投入した大規模な支援活動を展開しているほか、1億5000万ドルの資金援助を約束しました。
24日の夜に発生した2つの地震は、ベネズエラでは1900年以降で最も規模が大きく、揺れは隣国のコロンビアやブラジル北部の多くの地域でも観測されました。
