(sankeibiz.jp)24日、ベネズエラのマドゥロ大統領はバチカンを電撃訪問しローマ法王フランシスコと会談しました。ベネズエラでは政府と野党との政治危機が高まる中、バチカンが対話を促す仲介者として現れた格好です。

サウジアアラビアやカタールなど産油国を訪問中だったマドゥロ大統領は24日、法王との会談について「素晴らしい非公式会談だった。精神性に満ちていた」と短文投稿サイト、ツイッターに投稿しました。




この会談に先立ち、野党連合、民主統一会議(MUD)は、ブエノスアイレスに駐在するバチカンの代表が政府と野党を仲介するため、首都カラカスに到着したと発表していました。

ベネズエラでは先週、同大統領に対する罷免に関する国民投票プロセスが中止されました。野党の支配する国会はこれをクーデターとみなし、国内で緊張が高まっています。

ベネズエラでは政府と野党が30日に交渉を行うとする共同声明が発表されました。経済の悪化に悩む同国ではインフレに歯止めがかからず、国民の不満は増大しました。昨年12月の国会議員選で過半数を獲得したMUDは年内の国民投票実施を呼びかけています。