安全保障上の理由からペンス氏のイラク入りは事前に公表されませんでした。

ペンス氏が最初に向かったのは米軍部隊が駐留するイラクのアサド空軍基地で、感謝祭を前に改めて将兵らを激励しました。さらに記者団に「最近数週間続くイラクの政情不安に関してマハディ氏と話し合い、今なお見られる暴力や迫害を(これ以上起きるのを)避けるためにイラク政府が努力していると彼が明言し、平和的な抗議をする人々を守り、尊重すると約束した」と語りました。

10月上旬に発生したバグダッドなどにおける反政府デモにより、これまでに数百人が死亡しました。デモ隊は、貧困や医療不足などの問題を訴え、政治指導層が汚職に手を染め、国民を犠牲にして外国に便宜を図っていると主張し、政府との対話を求めています。

その後ペンス氏は、クルド人自治区の中心都市エルビルに移動し、自治政府のバルザニ議長にアメリカへの協力に対する感謝と、今後もアメリカがクルド人を支援するというメッセージを伝えました。