(写真:AFP/TTXVN)

南米のペルーではことし4月の大統領選挙で過半数を獲得した候補者がいなかったため、首位の急進左派とされるペドロ・カスティジョ氏と2位のフジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏の決選投票となりました。

ペルーでは新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が、人口10万人当たりで500人以上と世界で最も多く、選挙では感染拡大の影響で大きく落ち込んだ経済と崩壊の危機にある医療体制の立て直しなどが大きな争点となりました。

首位のカスティジョ氏は小学校の教師で教職員組合でも活動し、選挙戦ではエネルギー産業の国有化や新憲法制定の必要性などを訴えて貧困層や地方で支持を伸ばしてきました。

これに対してフジモリ氏は「自由な経済と民主主義を守る」と主張し、経済界や富裕層を中心に支持を集めてきました。

複数の調査会社による事前の世論調査ではいずれもフジモリ氏の支持率が上回っていますが、その差は0.1ポイントから0.7ポイントときっ抗していて接戦が見込まれています。