(NHK)ベルギーで起きた連続テロ事件で、捜査当局は、空港での爆発に関与し、逃走したとみられる容疑者の足どりを捉えたとする監視カメラの新たな映像を公開し、情報の提供を呼びかけています。


(写真:TTXVN)

ベルギーの首都ブリュッセルで先月22日に起きた連続テロ事件では、空港と地下鉄の駅で自爆した容疑者3人については特定されていますが、空港内に爆発物を持ち込み、その後、逃走したとみられる容疑者の身元などは分かっていません。

捜査当局は7日、空港の監視カメラに、自爆した2人と一緒に写っていた容疑者だとする男が、空港からブリュッセル市内まで歩いて逃走する様子を捉えた複数の監視カメラの新たな映像を公開しました。

最初の映像では、爆発の直後、空港内で捉えられた姿と同じ、帽子に白っぽい上着を着た男が空港近くのホテルの前をあわてる様子もなく通りすぎる様子が写っています。そのおよそ50分後、南に4キロほど離れた交差点で、携帯電話で話しながらシャツ姿で歩く男が写っていて、途中で上着を脱ぎ捨てたとみられています。

さらに、その後の1時間程の間に、空港から南西に12キロ余り離れたブリュッセル市内のスカルベーク地区を歩く男の姿が3か所の監視カメラに捉えられていました。
捜査当局は、これらの映像を公開して、改めて情報の提供を求めるとともに、この時間帯にこのルートで携帯電話を使っていた人物の割り出しなどを急ぐことにしています。