ベトナム時間の5月31日、行われたハイレベルの討論会でチン首相は発表を行った際、国際社会に対し、経済回復とグリーン成長、及び新型コロナ収束後の、より持続可能な発展を調和させるよう呼びかけました。

また、チン首相は6つの重要な解決策を提案しました。第1、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダと温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」の枠内で国家、地域、世界レベルでグリーン回復、グリーン・エコノミー、循環経済の発展を推進すること。第2、各国の異なる条件、能力に見合うような段取りを実施すること。第3、企業、住民を中心に、社会全体の参加を働きかけるため、適切な政策を整備するとともに、グリーン成長分野でのPPP=官民連携プロジェクトを推進し、農・工業・サービスのグリーン化を通じて新たなバリューチェーンと職業を誕生させること。第4、メコンデルタとメコン川流域の気候変動への対応力を向上させること。第5、新型コロナを制圧し、ワクチンの供給を推進する一方、グローバル・サプライ・チェーンの安定を維持し、国際貿易投資を進めること。第6、人類の共通の利益を尊重し、団結を強化して、責任感を高め、平和、安定、協力、発展を確保することです。チン首相は次のように強調しています。

(テープ)

「成長モデルの刷新、経済再構築、グリーン・エコノミーの開発、労働生産性の向上に力を入れる方針です。また、人間を中心に置き、発展事業の原動力と目標として見なします。社会進歩と社会公平を犠牲にしてまで成長の優先を主張しません。今後も質の高いインフラ整備やグリーン・エコノミー、デジタル・エコノミー、循環経済の開発、気候変動対応、スマート・シティの発展、ミレニアム目標の実施で各国、国際組織、企業の支援を受けていきたいと思います。」

なお、会議ではソウル宣言を採択し、再生可能エネルギーを巡る国際協力の強化を求めました。また、環境分野の技術に投資する「グリーンリカバリー」が新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済を回復させるうえで重要だと強調しています。