写真: Minh Quyên/VOV
さきごろ、開かれた「ベトナム・アジア量子技術サミット2026」の開催に向けた発表会で、国家イノベーションセンター(NIC)のボー・スアン・ホアイ副所長は、世界的な量子技術のエコシステムが形づくられつつある今の段階から、ベトナムも主体的に参画する必要があると述べました。大会は来る11月に開催される予定です。
そのうえで、国内の量子技術力を高めるには、研究だけでなく、高度人材の育成や企業、製品、市場を一体的に発展させる必要があるとしています。
11月のサミットでは、政策対話や量子技術に関する会議、投資フォーラム、技術展示などが行われ、ベトナムとアジアや世界の量子技術拠点との連携を強化することが狙いです。研究や人材、企業、投資などの資源を結びつけ、具体的なプロジェクトにつなげるとともに、共同研究や人材育成、技術移転、投資を促し、ベトナムで量子技術の実証や応用を進めることを目指しています。
また、フランスのパリ・サクレー大学のライ・ゴック・ディエップ教授は、量子技術の発展には、ベトナムの若い人材と国内外の大学、研究機関、企業とのつながりを強めることが重要だと指摘しました。
こうした連携によって人材の質を高め、研究の機会を広げるとともに、国際的な量子科学の研究コミュニティーでベトナムの存在感を徐々に高めていくことができるとしています。
量子技術は、政府がことし5月に公表した国家戦略技術の一つに位置づけられています。国内では量子技術のエコシステムづくりも進んでいます。2025年8月には、研究者や大学、企業、スタートアップなどを結ぶ「ベトナム量子技術イノベーション・専門家ネットワーク(VNQuantum)」が設立されました。
