3日午後、ハノイで行われた外務省の定例記者会見で、フランス・パリのオークションハウス「ミロン(Millon)」が10月31日、ベトナム最後の王朝である阮(グエン)朝に由来する金印を競売にかける予定であったことに関し、レ・ティ・トゥ・ハン報道官は国内外の各省庁からの抗議を受け、競売が11月10日に延期されたと明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「この数日、政府の指示により、外務省、在フランスベトナム大使館、UNESCO=国連教育科学文化機関常駐ベトナム代表団は、文化スポーツ観光省や関係省庁と連携し、フランス外務省、文化省、在ベトナムフランス大使館、UNESCO、『ミロン』に対し、競売の一時中止を求め、協議しました。今後、外務省は在フランスベトナム大使館とUNESCOベトナム代表団に対し、ベトナム文化スポーツ観光省と協力して適切な措置を模索し、この国宝級の文化遺産の返還を働きかけるよう指導します」
金印はグエン王朝の最後の皇帝であるバオダイ帝が保管し、死後は最後の妻であるフランス人のモニーク・ボードー(Monique Baudot)さんが保管していたとされますが、彼女の死後、家族が違法に売却した可能性が高いとみられます。
