会議の様子

会議で出された報告によりますと、今年初めからの7か月、ベトナムのコメの輸出量と輸出額はそれぞれ483万トンと25億8千万ドルで、前年同期と比べ、18.7%と29.6%増となりました。フィリピンや中国、インドネシア、マレーシア、コートジボワールなど従来からの輸入先を確保するとともに、EU欧州連合などの新しい市場への輸出が著しい成長を見せているとしています。

農業農村開発省栽培局のグエン・ニュー・クオン局長は、南部メコンデルタをはじめ、全国のコメの産地の稲作はうまくいっているとし、今年の輸出量は750万トンを超える見込みであると強調しました。クオン局長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは食料安全保障を確保するとともに、コメの輸出においても主体的な姿勢をとっています。私が強調したいことは、ベトナムは最も高いレベルにおいて食料安全保障を確保し、自然災害や疫病が広範囲で発生した場合でも適切な対応策を講じることができるということです」

ベトナム食料協会によりますと、この10年、ベトナムのコメの輸出がダイナミックに発展しており、インドに次ぐ世界第2位のコメ輸出大国です。特に、今年の7月20日にインドがコメの輸出を禁止すると発表して以来、ベトナムのコメの価格が高騰しています。年末まではコメに対する各国のニーズが高いレベルにあるため、ベトナムのコメの輸出は大きなチャンスに恵まれているとしています。商工省のグエン・ホン・ジエン大臣は次のように語りました。

(テープ)

「コメの輸出価格はこの11年の記録を更新しました。農民から仕入れた稲の価格も高くなっています。農業農村開発省は南部メコンデルタをはじめ、稲の産地に対し、稲の栽培面積を昨年より5万ヘクタール多い70万ヘクタールに増やすよう指導しました。これにより、今年の稲の収穫量は4300万トンに達する見込みです。これにより、国内の食料安全保障を確保した上で、750万トンから800万トンのコメを輸出できます」

このように語ったジエン大臣はまた、商工省は国内外の市場の変動を見極めた上で、コメの輸出を促進し、世界市場におけるベトナムのコメの威信を高めていくとしています。