専門家らによりますと、ベトナムにチャンスを与える重要な要素は、政治的安定や、新型コロナウィルス感染症収束後の迅速な経済回復、マクロ経済のバランス、インフレ抑制などとなっています。また、ベトナムが加盟しているFTA=自由貿易協定が効果的に実施され、国際貿易投資活動に寄与しているとしています。エコノミストのレー・ズイ・ビン博士は「向こう数年間、質の高いFDIを誘致する機会を活用するため、各省庁部門は選択的に投資振興活動を進める必要がある」と訴えました。ビン氏は、次のように語りました。

(テープ)

「大手企業をはじめ外国人投資家は投資経営環境に特別な関心を寄せているので、2つの措置をとる必要があります。一つ目は、経営投資環境を改善していくこと。二つ目は、インフラ完備に力を入れいくことです。ここ数年間、公共投資の促進や、インフラ整備などが積極的に実施されていますが、経営投資環境を改善していく決意を固める必要があると思っています」

なお、2023年には、ベトナムで実施されていたFDI額が過去5年間で最高となった約232億ドルに達し、前年と比べ3・5%増加したとしています。