ゴ・クアン・スアン氏

訪問を前にジュネーブの国連本部や国際組織常駐ベトナム代表団の元団長であるゴ・クアン・スアン氏はベトナムの声放送局のインタビューに応え、次のように語りました。

(テープ)

「バイデン大統領の政権はインド・太平洋地域を優先対象に位置付け、ルールに基づく地域秩序の維持でベトナムとシンガポールを主要なパートナーと見なしています。また、バイデン大統領とハリス副大統領はいずれも世界でのパートナー国との関係の再構築を第一の優先課題にしています。ハリス副大統領はベトナムを訪問するバイデン政権の最高指導者となります。この訪問はハリス副大統領の初の外遊であり、東南アジアでのアメリカの存在感を示すと思います。」

このように語ったスアン氏はまた、ハリス副大統領の訪問は双方の全面的なパートナーシップを強化し、今後、協力を拡大するため、新たなチャンスをもたらすであろうとし、次のように語りました。

(テープ)

「この訪問はアメリカにとってハイテクやデジタル・エコノミー、スマートシティ、再生エネルギー、持続可能な発展、エネルギー安全保障、質の高い教育訓練に投資を拡大するチャンスとなります。また、これは新型コロナ分野での協力にもチャンスを作り出すものです。これまで、アメリカはベトナムに新型コロナワクチン7百万回分を供与しましたが、今後も供与を続けると公約しました。訪問期間中、双方は新型コロナ収束後の経済回復やサイバーセキュリティ、気候変動対応について協議する予定です。」

スアン氏によりますと、ベトナムとアメリカ関係は相互扶助関係であり、競争や利益相反がないことからハリス副大統領の訪問を機に双方は全面的なパートナーシップを強化し、グローバルな問題の解決で責任と利益を分かち合うとしています。