遺産の真正性、つまり本来の価値をどう守るかをめぐって意見が交わされるこの会議には、政府機関関係者や遺産専門家、研究者、コミュニティ代表、若者など、域内外からおよそ250人が参加します。

ハノイでは、全体会合や分科会討論、展示のほか、タンロン皇城遺跡のキンティエン殿の保存・修復事業の起工式が行われます。ニンビンでは、代表団がチャンアン名勝群とタムチュック地区を視察します。

22日、記者会見が開かれ、ベトナム・ユネスコ国家委員会のレ・ティ・ホン・ヴァン事務局長が会議の意義を説明しました。

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「今回の会議は、地域および世界における世界遺産の保存と価値発揮の取り組みにとって、重要な貢献になると評価されています。会議では、保存や復元から再建、解釈、管理に至るまで、遺産の価値発揮に関わる方法について意見交換が行われます。また、アジア太平洋各国が見解を示し、国際社会と取り組みを共有し、世界的な努力に貢献する場にもなります。会議では『遺産と真正性に関するハノイ文書』の採択が見込まれています。」

この会議は、ベトナムとユネスコの協力関係樹立50周年にあたる今年開催されます。今年はまた、ベトナムが提唱した「持続可能な発展のための文化に関する国際の10年」の発足決議が、国連総会で採択されました。今回の会議開催は、文化の世界的な役割向上に向けた取り組みに、ベトナムの視点を反映させる新たな場となります。