カナダ・ベトナム友好議員グループの元会長で、現在はカナダ・ベトナム貿易評議会の上級顧問を務めるブライアン・ウィルファート氏は、トー・ラム書記長・国家主席が国連総会一般討論で行った演説について、信頼回復や国際法の尊重、各国間の対話維持を訴えたメッセージが、地政学的緊張や紛争が続く現在の世界情勢において特別な意義を持つと評価しました。
ウィルファート氏は、ベトナムが国連憲章の原則、主権と領土保全の尊重、紛争の平和的解決を強調したことは国際的な安定の維持に重要だと指摘。発展の経験や拡大する経済関係、地域・国際機関への積極的な参加を通じて、ベトナムが国際協力への貢献をより実質的なものにしていく機会があるとの見方を示しました。役割を発揮できる分野として、地域の平和と安定、包摂的な貿易と持続可能な発展、気候変動対応、そしてデジタル技術や人工知能をめぐる国際的な議論での発展途上国の発言権確保の4つを挙げました。
さらに同氏は、2027年のAPECアジア太平洋経済協力議長国としての準備が、同地域での協力を推進する機会になるとし、ベトナムとカナダが共通の目標のもと、持続可能な発展と共通の繁栄を推進していけると述べました。
