討論で、国連のベトナム政府代表部のグエン・ハイ・ルー公使は、紛争と飢餓の結び付きがますます明確になっていると強調しました。紛争は食料安全保障を脅かす最大の要因である一方、食料不安もまた紛争の根本的な原因の一つになっていると明らかにしました。
ベトナムは、戦争と貧困による困難を乗り越え、平和な国として発展し、現在では食料を輸出する国となった経験を踏まえ、安保理決議第2417号(2018年)を全面的に支持する姿勢を改めて示しました。そのうえで、3つの分野にわたる提言を示し、強靱な食料システムへの投資を強化するとともに、脆弱な国々に対する技術支援や知識の共有を強化する必要性を強調しました。
また、地域での取り組みについて、グエン・ハイ・ルー公使は、ASEAN統合食料安全保障枠組み(AIFS)や、ASEANプラス3緊急米備蓄制度(APTERR)が、サプライチェーンの混乱への対応力を高めるうえで重要な役割を果たしていると指摘しました。
そのうえで、途上国の間で食料面での強靱性を高めるため、南南協力を支持する考えを示しました。
