ブイ・タイン・ソン外相とアリシャバナ氏との会談(An Đăng/TTXVN撮影)
訪問中、アリシャバナ国連事務次長は、ベトナムの指導者とそれぞれの会談、会見を行った際、「ESCAPを始めとする国連の組織は、ベトナムとのパートナーシップを重視している」と確認するとともに、ベトナムに持続可能な開発目標の遂行をサポートすると約束しました。
この機に、アリシャバナ氏は、VOV=ベトナムの声放送局の取材に対しベトナムとアジア太平洋経済社会委員会との協力関係について、次のように明らかにしました。
(テープ)
「ベトナムは極めて重要な役割を果たしています。ベトナムがESCAPに積極的に貢献したことを高く評価します。現在、ベトナムは若い人口が多く、経済がダイナミックに発展しており、地域内で新興国となっている。ですので、ベトナムは持続可能な開発に向けた方策の提示における新興国としての牽引役を果たすものと期待しています」
アリシャバナ国連事務次長によりますと、ほかの発展途上国と同様、ベトナムは気候変動や国どうしの衝突、疫病、自然災害などによる多くの課題に直面しています。この実情に対応する為に、ベトナムは、包摂的に発展し、全ての人々に利益をもたらすとともに、教育、医療、浄水供給、環境保全などに配慮する必要があると同時に、社会発展過程に科学技術、イノベーション、デジタル技術を活用することも重要だということです。
ベトナムの社会経済開発過程に対するESCAPの優先的支援について、アリシャバナ国連事務次長はさらに次のように語っています。
(テープ)
「現在、ESCAPは、中小企業への支援、女性のエンパワーメントなどに関する複数のプロジェクトを実施しています。具体的には、ESCAPは、ベトナムだけでなく他の国の女性実業家の育成プログラムを実現しています。また、各国の政府に中小企業の発展に好ましい条件を提示するための政策の策定をサポートしています」