既にお伝えしましたように、12月2日、ハノイで、VBF=ベトナムビジネスフォーラム2014が開幕しました。今年のテーマは「ベトナム企業が新しい貿易協定へ向けて」です。VBFは年次活動で、ベトナム政府と企業との正式な対話の場と見られています。その主な目的は、有利な経営環境づくりや、投資誘致、経済発展の促進などとなっています。

フォーラムの様子
組織委員会によりますと、今回のフォーラムの主要議題は、前回のフォーラムで取り上げられた問題の解決策や、ベトナム・EU=欧州連合自由貿易協定、 TPP=環太平洋経済連携協定、金融分野の不良債務、民間セクターの発展の刺激、労働問題、国営企業の株式化の加速、行政改革、各自由貿易協定加盟プロセ スにおける問題とその解決策などとなっているということです。
フォーラムで、アメリカ人エコノミスト、ウエンディ・ウエルナー女史は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは世界レベルに達する実業家を育成できると思います。彼らは、成功する企業のオーナーで、雇用創出や、市場拡大、競争力の向上に貢献します。この目標を達成するために、ベトナムは投資環境の改善をさらに進めていく必要があります」
一方、フォーラムに出席したグエン・タン・ズン首相は参加者らの提案を高く評価した上で、「政府の来年の主な任務はマクロ経済の安定を維持することや、GDP=国内総生産の伸び率を6・2%にすること、インフレ率を5%の程度に維持すること、政府の公的債務を効果的に処理することなどである」と明らかにしました。

フォーラムに出席したグエン・タン・ズン首相
ズン首相は次のように語りました。
(テープ)
「政府は、市場経済体制の完備に力を入れています。これを決定的な問題と見做しています。また、行政改革や、司法改革、金融市場、資本市場、労働市場、不動産市場の発展を促進していきます。さらに、企業向けの条件づくりや、競争力の向上、市場の透明性の向上も重要視しています」
このように語ったズン首相は「国の持続可能な発展を推進するために、今後も企業や、国際組織から率直かつ建設的な意見や、提案を受けたい」と述べなした。
