これによりますと、この訪問は7年ぶりの元首レベルの訪問となり、両国の政治的信頼、および戦略的パートナーシップの強化を目指すものであるとしています。また、声明には従来からの協力分野の維持やデジタルトランスフォーメーション、グリーン成長、気候変動対応などの新たな分野への協力の拡大に取り組む決意を再確認しました。双方は国防・安全保障を両国関係の重要な柱と見なすことで一致し、ベトナムは国際法と国際通例に従って、イタリア軍艦の寄航を検討すると表明しました。また、双方は国連平和維持活動や国防産業、安全保障、航海に関する訓練を研究するとしています。さらに、サイバーセキュリティや越境犯罪防止対策などでも協力を促進していくことで合意しました。
貿易・投資、開発協力について、ベトナム・EU=欧州連合の自由貿易協定を完全かつ効果的に実施し、両国の貿易額を70億ドルにするという目標の達成に取り組むと強調しました。また、ベトナムがIUU=違法・無報告・無規制漁業の防止対策に関する欧州委員会の勧告の実施に取り組んできたベトナムの努力を高く評価しました。
地域と国際問題に関し、両国は国連やASEAN、EUなどの多国間の場で連携を強化し、互いに支持し合うとともに、ベトナム東部海域の平和、安定、安全保障、海上・上空の自由航行を維持し、1982年国連海洋法条約を完全履行し、紛争を平和的措置により解決し、武力による威嚇、または武力の行使をせず、外交的かつ法的プロセスを尊重することの重要性を強調しました。
