歓迎式典の様子 |
首相の動静を担当する当放送局のレポーターによりますと、20日、ハノイで、ファム・ミン・チン首相の主宰のもと、ベトナムを訪問中のマレーシアのアンワル・イブラヒム首相夫妻を歓迎する式典が盛大に行われました。
その後、両首相は会談に臨みました。席上、両氏は、政党・政府・国会の訪問団交換を維持することや、両国の首相による協議メカニズムづくりを検討すること、これまで達成されてきた両国間の合意を早期に展開すること、2025年をめどに両国間の貿易額を180億ドルにすること、相手国が得意とする製品の輸入に便宜を図ること、デジタル経済開発のための協力を強化すること、経済を含むあらゆる分野での連携を拡大・強化することなどで一致しました。
チン首相は、「ベトナムはマレーシアに長期的かつ安定的にコメを提供する用意がある」と確認するとともに、マレーシア側に対し、「ハラル産業開発でベトナムを支援するよう」訴えました。また、双方は国防・安全保障と国防産業における協力を深化させることや、両国の海軍・空軍・海上警察の間の協力メカニズムを構築すること、テロと越境犯罪防止対策で協力を緊密化させることなどにも合意しました。
チン首相とアンワル・イブラヒム首相は海洋と海洋経済協力の重要性を強調したうえで、「両国はこの問題に関する協議メカニズムを構築し、ホットラインを設置することを検討する必要がある」と訴えました。
両首相はASEAN内の団結・協力とその強化策についても話し合いました。そのなかで、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題を解決するプロセスにおけるASEANの重要な役割を再確認し、「あらゆる紛争も1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で解決し、COC=海上行動規範を早期に制定する必要がある」との点で一致しました。会談後、チン首相とアンワル・イブラヒム首相は両国の2件の協力合意書の調印式に立ち会いました。

