チン首相(chinhphu.vn撮影)

現地時間の11月2日午後、英国グラスゴーで開催中のCOP26=国連気候変動枠組条約第26回締約国会議で、二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるとされる「メタン」の排出削減に向けて、国際的な枠組みが発足しました。アメリカのバイデン大統領と、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長が「グローバル・メタン・プレッジ」を発表しました。

ファム・ミン・チン首相がこれに出席し、発表を行いました。発表の中で、チン首相は、「グローバル・メタン・プレッジ」を高く評価し、次のように語りました。

(テープ)

「我々の生活を脅かしているメタンの排出削減のために、我々が団結、統一、行動をとらなければならないと呼びかけます。これは、グローバルな問題ですから、グローバルなアプローチの措置をとらなければなりません。また、この問題はすべての人々に影響を及ぼすことから、人間を中心に置いた目標と原動力にしてメタンの排出を削減させてゆきましょう。」

チン首相はまた、先進国や、富国、特にアメリカと欧州連合などに対し、各国のメタンの排出削減過程への安全的かつ効果的な参加を目指して発展途上国や、貧困国の人材育成、インベンション・イノベーション、技術移転、体制構築などを支援するよう呼びかけました。

地球温暖化の原因となっているメタンの排出削減目標に、90以上の国と地域が合意しました。「グローバル・メタン・プレッジ」では、2030年までにメタンの排出量を2020年と比べて30%削減する目標が掲げられました。メタンは温室効果ガスの中でも特に強力で、人間の活動による温暖化の原因の3割を占めるとされています。

なお、これに先立ち、チン首相は、2030年までに森林破壊をやめ、荒廃した土地を回復させることを柱とする共同宣言を発表する式典に出席しました。