フォーラムの様子は国内の6か所の学院や大学へネット配信されました。

開会式で発言に立ったフエ議長は「これは国会の年次イベントであり、国会議員、国民、有権者、科学者、専門家、国内外の企業経営者の知恵と責任感を国家、国会の重要な課題の決定に発揮することが狙いである」と強調しました。

また、フエ議長はこれまで達成されてきた経済発展の成果を振り返るとともに、多くの企業の回復力が限界に達したこと、注文が削減されたこと、資金調達が難航していること、市場の要求や持続可能な開発に関するパートナーからの圧力が高まっていることなど、ベトナムが直面している課題を指摘し、次のように語りました。

(テープ)

「この3年間、感染症抑制後の回復や困難の解決などから得られてきた最も重要な教訓のひとつは底力の発揮により、外部の試練や影響に対応することです。底力を強化すると同時に外部のリソースを活用し、発展事業を促進する必要があります。変動やリスクがエスカレートしている中でこれを主要かつ包括的な任務と見なさなければなりません。ベトナムは短・中・長期的に内なる課題の解決に集中すべきです」

開会式後、「内なる力の強化、リソースの開放、企業の困難解決支援」をテーマとした会議が行われました。席上、リエン・タイ・ビン・ズオン グループのレ・ホン・トゥイ・ティエン最高経営責任者は次のように話しました。

(テープ)

「我々は様々な課題に直面しつつあります。しかし、党、国会、政府に信頼を置き、創意工夫を凝らし、発展を遂げています。国会や政府の専門家、産業界、および社会に対し、密接に連携し、オープンな法的枠組みを整備し、企業の発展・刷新に便宜を図るよう呼びかけます」

一方、IMF=国際通貨基金ベトナム事務所のヨッヘン・シュミットマン所長は将来、ベトナム経済、中でも輸出や不動産市場が急速に回復するであるが、グローバルサプライチェーンの断絶の影響により、製品への需要が減ってしまうことから、より厳格な金融政策や公共投資のボトルネックの解消など、適切な政策を講じなければならないとの見解を示しました。

フォーラムの閉会式で、フエ議長は今回、7件の報告や40件の記事、科学者、企業などの40の意見が発表されたと明らかにしました。フエ議長は次のように語りました。
(テープ)
「フォーラムでは社会・経済分野での時事的問題だけでなく、包括的な課題や世界の新たな動き、ベトナムの持続可能な開発のモチベーションなども取り上げられました。短期、中期、長期的にも、ベトナムは内なる力を発揮するとともに、外部のリソースを活用し、新たな原動力を作り出さなければなりません。これは第13回党大会決議に盛り込まれた重要なコンテンツです」