22日、パリで、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)第24回加盟国総会の枠内で、ベトナムが2023 年~2027 年期における世界遺産条約委員会の委員国に選出されました。ベトナムが同委員会の委員国に選出されたのはこれが2回目です。

この結果について、ベトナムのユネスコ国家委員会委員長を務めるハ・キム・ゴック外務次官は、ベトナムの世界遺産委員会のメンバー国として選出されたのは、多様化多角化外交政策の正しさを示していると明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「これはベトナムに対する国際社会の支持と信頼を示しています。国際社会はベトナムと世界各国における世界遺産の保護をはじめ、国際の場におけるベトナムの能力と貢献を高く評価しています。ベトナムの世界遺産委員会のメンバー国として選出されたことにより、ベトナムはユネスコの5つの最も重要な運営機関のメンバーとなっています」

具体的には、ベトナムはユネスコ執行委員会の委員国、文化的表現の多様性の保護および促進のための政府間委員会の副委員長国、無形文化遺産の保護のための政府間委員会の委員国、世界遺産委員会の委員国にもなっており、同時に5つの役割を担うということです。

ユネスコ駐在ベトナムのレー・ティ・ホン・バン大使は次のように語りました。

(テープ)

「世界遺産委員会委員国になることはベトナムが豊かな伝統的文化を維持しながら、ダイナミックかつ創造的に発展しているベトナムのイメージを世界の友人に紹介するチャンスとなります。これは、遺産と文化に関する政策や決定の制定に貢献するチャンスでもあります」

また、世界遺産委員会の委員として、ベトナムはほかの20の委員国と協力して、世界遺産条約の実施活動や世界における1199の世界遺産の保存とその価値の発揮状況を監視できるようになるとしています。