これに合わせ、シンガポール駐在ベトナム通信社の記者は、ベトナムのチャン・フオック・アイン駐シンガポール大使に対し、今回の訪問の意義や、両国関係をさらに新たな段階へ発展させる可能性についてインタビューを行いました。アイン大使は、トー・ラム書記長・国家主席による今回のシンガポール訪問は、極めて特別かつ重要な意味を持つと強調しました。
 ベトナムの書記長・国家主席が、地域における非常に重要な多国間安全保障フォーラムであるシャングリラ対話に初めて出席し、基調演説を行うことになるためです。
 同大使によりますと、今回の訪問の重要な柱の一つが、トー・ラム書記長・国家主席によるシャングリラ対話での基調講演です。これは、対話の主催者や国際社会が、ベトナムを高く評価し、強い関心を寄せていることを示しています。また国際社会は、地域および世界の安全保障問題に対するベトナムの声や立場を把握したいと考えていると述べました。
 一方、二国間貿易について、アイン大使は、2025年、両国の貿易額が過去最高となるおよそ400億シンガポールドル、日本円でおよそ4兆5000億円に達したと明らかにしました。これは2024年と比べ、およそ25%増となったと明らかにしました。シンガポールは引き続きベトナムにとって第2位の投資国であり、シンガポールからベトナムへの直接投資額、外国直接投資は、916億ドルに上っているということです。