イギリスを訪問していた2日、チン首相はイギリスのチャールズ皇太子、日本の岸田文雄首相、インドのナレンドラ・モディ首相とそれぞれ会見を行いました。
チャールズ皇太子との会見で、チン首相はイギリスがCOP26=第26回気候変動枠組条約締約国会議を成功裏に主宰したことを祝うと共に、ベトナムが2050年をめどに、温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指していることを明らかにしました。チン首相はイギリスに対し、ベトナムが低炭素経済に移行するため、財政、テクノロジー、人材育成などの分野でベトナムを支援するよう提案しました。一方、チャールズ皇太子はCOP26におけるチン首相の積極的な参加を高く評価した上で、環境保護や生物多様性の保存などの分野における両国関係の強化を望んでいると強調しました。
岸田首相との会見で、チン首相は日本に対し、今後も、引き続きベトナムの新型コロナウイルス感染症予防対策を支援するよう提案しました。両国間の経済関係について、チン首相は両国の果物が互いの市場に進出するため、市場を開放するよう提案しました。また、ベトナムは日本企業がベトナムでの生産経営活動に有利な条件を作り出すことを強調しました。会見で、双方は気候変動対応、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海や東シナ海の平和、安定、安全保障の重要性など共に関心を持っている地域と国際問題について意見交換をしました。
同日、チン首相はアイルランド首相、クウェート首相、アメリカのジョン・ケリー気候問題担当大統領特使、国際原子力機関のラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長などと個別会見を行いました。
