オーストラリアとニュージーランドはベトナムの2つの「包括的戦略パートナー」であり、この関係は3か国すべてにとって非常に重要です。ベトナムのトー・ラム書記長・国家主席が8月9日から14日にかけて両国を訪問することとなり、この関係は新たな節目を迎えようとしています。今回の訪問は、ベトナムとオーストラリア、ニュージーランドとの相互信頼が強化されていることを示すものであり、より強固で深い関係発展の基盤を築くものです。

ニューサウスウェールズ大学のカール・セイヤー教授は、次のように認定しています。
(音声)
「ベトナムは、ARF=ASEAN地域フォーラムや、EAS=東アジアサミットへの参加をはじめとする活動を通じて、ASEAN=東南アジア諸国連合に積極的な貢献を行っている国です。気候変動への対応はニュージーランドとオーストラリアにとって非常に重要な政策であり、ベトナムもまたこうした取り組みの推進を約束しています。さらに、ベトナムが科学技術、イノベーション、そしてデジタル化に注力していることは、オーストラリアやニュージーランドに対して専門分野における大きな機会をもたらしています。両国はドイツやフランスのような経済大国ではありませんが、特定の専門分野において強みを持っています。これは双方にとって利益となる協力関係です」

カール・セイヤー教授によりますと、ベトナムとオーストラリア、及びニュージーランドとの関係における潜在力は極めて大きく、ベトナムが科学技術とイノベーションを重視していることから、この分野が最優先事項として位置づけられています。さらに、ベトナムがオーストラリア、及びニュージーランドとの協力を推進できる分野として、人工知能(AI)、サプライチェーン、防災、スマート農業などが挙げられます。(VOVオーストラリア支局)