インドが掲げる「2047年までの先進国入り」と、ベトナムの「2045年までの高所得国入り」の目標に言及したうえで、両国関係をより高い段階へ引き上げることで合意しました。
また、両首脳はあらゆるレベルでの交流を維持するとともに強化し、とりわけ首脳レベルでの交流を継続することで一致しました。2030年までに二国間の貿易額を250億ドルに拡大する目標も確認しました。
さらに、国防・安全保障分野での協力が関係の重要な柱であることを改めて強調しました。国際情勢が不透明さを増す中、両国は戦略的な連携を一層強化し、法の支配に基づく国際秩序の維持に向けて協力していくとの認識で一致しました。
また、ベトナムがインドの「東方政策」やインド太平洋構想において重要な役割を担っているとの認識で一致し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた共通の立場を改めて確認しました。

会談のあとに行われた記者会見で、トー・ラム書記長・国家主席は次のように述べました。
(テープ)
「両国関係をより高い段階へ引き上げ、包括的な戦略的パートナーシップをさらに強化していくことで一致しました。今後は、政治的信頼の一層の強化に加え、国防・安全保障分野での協力を戦略的な柱として位置づけます。さらに、経済や貿易、投資分野での協力を拡大し、科学技術やイノベーション、デジタル化を新たな原動力として、付加価値の高い分野での連携を進めます。また、人的交流や文化、教育などの分野での協力を強化し、関係の基盤を一層強固なものにしていきます」
一方、モディ首相は、今回の関係強化が両国の発展目標の実現に向けた基盤になるとの認識を示しました。
そして、両首脳は会談にあわせて、各分野での協力に関する複数の文書の署名に立ち会いました。