27日、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相はチュオン・タン・サン国家主席によるドイツへの国賓訪問について、記者団のインタビューに答えた際、ベトナムはドイツとの戦略的パートナーシップを全面的に深化させたいと強調し、この訪問は両国の協力関係に新しい発展段階を切り開くと述べました。


ミン副首相兼外相


また、両国の指導部による政治的信頼が強化されたほか、通商・投資関係がさらに発展するであろうとの考えを示しました。そして、この訪問は教育、科学技術、労働などの分野においても協力を拡大するチャンスになったとしています。ミン副首相兼外相は、訪問を機に、サン主席はドイツ在留ベトナム人及びベトナムを大いに支援してくださったドイツ人の友人と会合を行ったと述べ、ベトナムの経済社会の現状について紹介したと明らかにしました。

さらに、ミン副首相兼外相は、今回の訪問で、両国の政府機関や企業は多くの協力文書を締結したと述べ、この訪問はベトナムとドイツの戦略的パートナーシップに新しいページを切り開いたと強調しました。

ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席によるドイツへの国賓訪問はドイツのマスメディアに大きく取り上げられました。24日付の日刊「Neues Deutschlan」は、この訪問は両国の外交関係樹立40周年を記念する2015年のもっとも注目すべきの出来事であると明らかにしました。また、高い経済成長を維持しているベトナムはドイツにとって東南アジアのもっとも重要な投資先の一つであるとしています。

さらに、同紙は、ベトナム・EU自由貿易協定はベトナム経済を発展させる新しい原動力となるとの見解を示しました。ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海問題について、同紙は、EU、並びに、ドイツがこの海域の問題解決にさらに貢献したら、ベトナムとドイツの戦略的パートナーシップはさらに発展するであろうとしています。

一方、25日付の日刊「Tagesspiegel」はドイツのヨアヒム・ガウク大統領の言葉を引用し、ベトナムはドイモイ刷新事業において更なる成果を収めるはずであると述べました。