ファム・ミン・チン首相(右)とイスマイル・サブリ・ビン・ヤアコブ首相=VGP/Nhật Bắc

その中で、「今回のマレーシアのイスマイル・サブリ・ビン・ヤアコブ首相のベトナム公式訪問は両国間の長期的な友好・協力関係と戦略的パートナシップの強化、および、新型コロナウイルス感染症収束後の回復のための連携促進に対する両国の決意を確認するものである」と強調しました。

共同宣言によりますと、訪問期間中、マレーシアのイスマイル・サブリ・ビン・ヤアコブ首相はチン首相と会談するほか、グエン・フ・チョン党書記長や、グエン・スアン・フック国家主席、ブオン・ディン・フエ国会議長らを表敬訪問しました。また、両首相は両国間の協力合意書の調印・交換に立ち会いました。両首相は、両国間の戦略的パートナーシップの良好な発展を高く評価したうえで、今後もその関係を深化させていくことで一致しました。
また、ハイレベルな会合や、訪問団交換、経済・科学技術に関わる両国政府合同委員会をはじめ既存の協力体制の維持などを通じて、政治・経済関係を幅広く促進していくと確約しました。その中で、2025年をめどに両国間の年平均貿易額を180億ドルにし、貿易バランスを確保することは重要な目標と見做しています。
両首相は国際問題についても話し合い、その中で、ASEAN共同体構築のための協力を強化していくことに合意しました。海上問題に関し、両氏は、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)での平和・安定・安全保障・航行の自由確保の重要性を再確認した上で、「あらゆる紛争も1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で解決する必要がある」という共通の立場を再び強調しました。
さらに、関係各側に対し、「DOC=海上行動宣言を厳守し、COC=海上行動規範に関する交渉を加速させるよう」呼びかけ、COCに関する交渉に有利な条件を作り出す必要があると訴えています。