訪問の成果について報道機関のインタビューに応じたレ・ホアイ・チュン外相は、今回の訪問は大きな成功を収めたと強調しました。
なかでも、オーストラリア、ニュージーランドとの政治的信頼が一層深まり、両国との関係をさらに発展させる新たな弾みとなったことが大きな成果だとしています。
また、政治・外交、経済・貿易・投資に加え、ベトナムと両国の首脳は、安全保障・国防分野での協力を引き続き強化し、地域の平和、安定、発展に貢献していくことを確認しました。
レ・ホアイ・チュン外相は、ベトナムが成長モデルの転換を進める中で、科学技術、イノベーション、デジタル転換、グリーン転換、高度人材の育成を重視していると述べました。こうした分野は、オーストラリアとニュージーランドが強みを持ち、ベトナムとの相互補完性も高いことから、今回の訪問を通じて新たな協力分野としてさらに広がりました。これにより、外部の資源をより効果的に活用し、ベトナムの発展の可能性をさらに広げることにつながるとしています。
今回の国賓訪問では、多くの協力文書や合意が締結されました。このうちオーストラリアとの間では、包括的戦略的パートナーシップの深化、経済の強靱性と適応力の向上、科学技術・イノベーション分野の連携強化に関する3つの重要な共同声明が発表され、新たな段階に向けた戦略的な方向性と具体的な協力の枠組みが示されました。
滞在中、トー・ラム書記長兼国家主席は、オーストラリアとニュージーランドに暮らすベトナム人の代表とも懇談し、意見や要望に耳を傾けました。
そのうえで、国外在留ベトナム人はベトナム民族から切り離すことのできない一部であり、国の発展を支える重要な力であると改めて強調しました。
