会談の様子(写真:TTXVN)

歓迎式後行われた会談で、トゥオン国家主席は、ベトナムは常にドイツとの関係を優先的に発展させると強調するとともに、ドイツに対し、今後も、ベトナムの質の高い人材の育成を引き続き支援するよう提案しました。

経済分野に関して、双方はベトナムとEU=欧州連合とのFTA=自由貿易協定を引き続き効果的に実施すること、両国の得意な製品が互いの市場に進出できるように有利な条件を提示することで合意しました。ベトナムはドイツに対し、ベトナムとEUとの関係強化を支持し、EVIPA=ベトナムとEUとの投資保護協定の批准手続きを早期に完了するほか、欧州委員会に、ベトナム水産物に対するIUUイエローカードを早期に解除することを働きかけるようを提案しました。トゥオン国家主席は次のように強調しました。

(テープ)

「私とドイツ大統領は信頼と相互理解の精神に基づき、両国間の多面的な協力関係を評価したうえで、主要な措置について合意しました。具体的には、両国は今後も、従来からの協力分野における両国関係を強化するとともに、共に関心を持っている地域と国際問題について意見交換を行いました。また、両国はあらゆるチャンネルにおける代表団の往来を促進し、二国間協力メカニズムを効果的に展開するとともに、新たな協力メカニズムを研究・構築し、2025年のベトナムとドイツとの外交関係樹立50周年に向けて、両国の各地方間の協力と草の根外交を強化することで一致しました」

一方、シュタインマイヤー大統領は、国連の持続可能な開発目標の実現に取り組んでいるベトナムを支持し、緊密に協力することを強調しました。

双方は国防・安全保障、科学技術、司法、農業などの分野における協力を強化することで合意しました。ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海問題に関して、両首脳は、この海域の平和、安定、航行と航空の自由の維持、国際法に基づいて平和的な手段で紛争を解決することの重要性を再確認しました。

会談後、トゥオン国家主席とシュタインマイヤー大統領はベトナム労働傷病軍人社会事業省とドイツの労働社会省との協力合意書の調印式に立ち会いました。