会談で、両首相は、ベトナムと中国の協力関係の重要性を強調し、グエン・フー・チョン党書記長と習近平党総書記兼国家主席による最近の電話会談で達成された共通認識を引き続き具体化させ、両国関係をより高い政治信頼、より実質的かつ効果的な協力、より強固な友好を目指す新しい発展段階に押し上げると明らかにしました。

今後の協力方向について、両首相は、中国共産党の第20回全国代表大会直後に行われる指導者らによる相互訪問を始め、各レベルによる代表団の往来を強化し、両国国民の交流と往来を含む各分野での協力を深化させることで一致しました。

ベトナムのファム・ミン・チン首相は、両国の貿易総額をバランスの取れた形で増額させる必要があると述べ、中国側に対し、国境検問所での輸出入活動を完全に再開し、農産物を始め、ベトナムの商品の輸入に便宜を図るよう提案しました。

一方、中国の李克強首相は、製造業・農業・サプライチェーンの維持などの分野を始め、両国の経済協力をさらに拡大させ、それぞれの強みを発揮させて世界市場の開拓を促進するよう訴えました。また、新型コロナ予防対策に協力しながら、両国の国民交流、ベトナム人学生の受け入れ、両国を結ぶ定期便の再開を進める用意がある明らかにしました。

両国の国境問題について、双方は、陸上国境と海上問題に関する情報交換チャンネルを効果的に維持し、相違点の解決と共通点の拡大を進めることで一致しました。また、海上問題の解決に関する既存の交渉を進めるとともに、ASEAN東南アジア諸国連合加盟各国と協力してDOC=海上行動宣言の完全かつ効果的な履行、および1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法に見合う実質的で効果的なCOC=海上行動規範の早期作成に取り組むことで一致しました。