29日には、ベトナム・中国共同新聞コミュニケが発表されました。共同宣言によりますと、中国公式訪問中、チン首相は習近平党総書記兼国家主席、李強首相、全国人民代表大会常務委員会の趙楽際委員長、人民政治協商会議の王滬寧主席とそれぞれ会見・会談を行いました。
ベトナム代表団と中国代表団との会見 |
これらの会談と会見で、双方は両国の包括的な戦略的パートナーシップの深化に関するベトナム・中国の共同宣言を効果的に履行することで一致し、各レベルの代表団の交換、両国の党、政府、国会などの協力の推進、外交、国防、安全保障などの分野において協力を拡大することで合意しました。ベトナムは中国との関係強化を戦略的選択肢と第一の優先課題と見なす一方、中国は中国の近隣諸国との外交における優先的な方向性と見なしているということです。
双方は貿易・投資、鉄道、道路などを含む交通システムの接続を促進し、生産チェーンとサプライチェーン、および貿易の円滑化を確保するとともに草の根外交活動を再開することで一致したということです。
双方はベトナム・中国海上問題解決に関する基本的原則を履行し、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海に発生する不一致を解決し、この海域の平和、安定の維持に取り組むこと、および国際法、とりわけ1982年国連海洋条約に則って、DOC=海上行動宣言を十分かつ効果的に履行し、COC=海上行動規範の作成に取り組むことで一致しました。
ベトナムは、「一つの中国」政策を終始一貫して主張しています。双方は平等と相互尊重を基礎に、人権問題に関する協力と対話の推進、人権問題の政治問題化に反対することで一致しました。また、双方は、地域と国際フォーラムでの協調を強化することでも同意しました。

