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2002年2月にバリ・プロセスに参加したベトナムがこのプロセスの高級実務レベル会合を行うのは今回が初めてです。
今回の会合は、国際的な問題の解決を通じて地域と世界の平和・安定・繁栄に貢献するというベトナムの責任感を示し、国際社会におけるベトナムの威信向上に弾みをつけるとされています。
グローバル化が進んで、各国間の依存が高まっている背景の中で、国際場裏での多国間外交は重視されています。ダナン市で開催される今回の会合は、世界の差し迫った問題となっている不法移民・人身取引及び関連する国境を越える犯罪への防止対策における多国間協力を強化することが狙いです。
ベトナムが2018年12月に、安全で秩序ある正規移住のためのグローバル・コンパクト(Global Compact for Safe, Orderly and Regular Migration:GCM)に加盟した背景の中で、今回の会合がベトナムで開催されることは意義が大きいと評されています。会合は、ベトナム外務省の主宰の下で作成中のGCM展開計画の作成に対する関連各省庁の認識向上に役立つと期待されています。
ベトナムはバリ・プロセスに参加した初めての国の一つです。また、2011年5月の第5回高級実務レベル会合で、ベトナム、フィリピン、アメリカの3ヵ国は、バリ・プロセスの作業部会のメンバーとなりました。2018年6月26日と27日の両日、オーストラリアのシドニーで開催された第13回高級実務レベル会合で、バリ・プロセスの議長国は、ベトナムを第14回高級実務レベル会合の開催国として選びました。
作業部会のメンバーであるベトナムは、不法移民・人身取引及び関連する国境を越える犯罪への防止対策に関する多くの会議などに参加しています。今回の会合の開催は、人身売買防止対策に対するベトナムの努力、及び、バリ・プロセスの積極的なメンバーとしての役割を示すチャンスです。

