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イギリス議会は29日、これまでに2回否決された「離脱協定案」について3回目の採決を行い、賛成286票、反対344票の反対多数で否決しました。
このあと議会前には、離脱が実現しない現状に不満を抱いた数千人の市民が詰めかけ、「離脱の延期は裏切りだ」などと抗議の声を上げました。
協定案が三たび否決されたことを受けて、EUのユンケル委員長は29日、「合意なき離脱は起こりうるシナリオだ」との声明を発表し、双方で何の取り決めもないまま、離脱の期日とする来月12日となる可能性が高まった、と改めてイギリス側に警告しました。
また、EUのトゥスク大統領は来月10日に今後の対応を協議するため、臨時の首脳会議を招集することを決めました。
イギリス議会は合意なき離脱を避けるため、来週、代替案を模索するための投票を行う予定ですが、不透明な先行きに対する懸念が強まっています。

