(写真:THX/TTXVN)

一方、イスラエル軍はレバノンへの空爆を繰り返していて、緊張が広がらないか懸念されています。

レバノンでは23日、去年9月末にイスラエル軍の空爆で殺害されたヒズボラの前の最高指導者ナスララ師の葬儀が行われました。葬儀の会場となった首都ベイルートの競技場にはヒズボラの旗などを持った多くの人が集まったほか、後ろ盾となってきたイランのアラグチ外相も出席しました。
ヒズボラの現在の最高指導者のカセム師は「われわれは屈しない。殺害や占領は受け入れない」と述べ、イスラエルに対し抵抗する姿勢を強調しました。

一方、イスラエルのカッツ国防相は葬儀の最中、イスラエル軍の航空機がベイルートの上空を旋回したとSNSで明らかにし「イスラエルを破壊すると脅し、攻撃する者は終わりを迎える」と警告しました。

イスラエルとヒズボラの停戦合意では、レバノンの正規軍が今月18日までにレバノン南部に展開する代わりに地上侵攻していたイスラエル軍が撤退するとしていましたが、現在もイスラエル軍はレバノン南部の5か所に駐留を続けています。

さらにイスラエル軍は23日、停戦合意に違反しているなどとして、レバノン南部などのヒズボラの軍事施設を空爆したと発表していて、緊張が広がらないか懸念されています。(NHK)