24日午前、中国海南省の海兵リゾート地・ボアオで、ボアオ・アジア・フォーラム2016年次総会が開幕しました。ベトナムからはファム・ビン・ミン副首相兼外相が出席しています。今年の総会は、世界経済が複雑に推移している中で行われるもので、地域と世界の経済の更なる発展を目指す措置について話し合うと共に、アジア経済の役割を世界経済のけん引役として果たすために行われるものです。

開幕式典の挨拶で、中国の李克強首相は、アジア諸国との良好な関係を促進させる方針を再確認し、アジア諸国に対し、連携を強化し、経済の新しい原動力を作り出すよう呼びかけました。


総会で演説を行ったミン副首相兼外相


一方、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は演説で、「アジアはダイナミックな発展を遂げるチャンスが大きい」と述べ、アジアは、イノベーションを着実な発展の原動力にする必要があるとの考えを示しました。また、アジア各国はASEAN共同体やRCEP東アジア地域包括的経済連携などを通じて、地域の経済連携を拡大しなければならないと強調しました。そして、平和で安定的な環境を維持すること、及び、各国間の紛争を国際法に基づいて平和的に解決することはアジアの発展に欠かせない要素であると明らかにしました。

ミン副首相兼外相は、ベトナムは相互尊重と相互信頼の原則に基づいて、各国と協力して地域と世界の問題解決に全力を尽くす方針であると強調しました。なお、ボアオ・アジア・フォーラム2016年次総会の議事日程では、83の協議が行われ、国際社会が関心を寄せている課題が話し合われています。