モラウィエツキ首相(写真:PAP)

首相は、与党「法と正義」が引き続き福祉予算と国内企業の政府保有株を拡大すると表明しました。自由市場改革を進めていた過去の政権と決別する姿勢を強調しました。

首相は「ネオリベラル派は我々の価値体系に混乱をもたらしました。多くの人が、国家は足かせだと信じるようになってしまった」とし「極端は良くない。普通の状態に戻るべきだ」と訴えました。

同国では先月13日に下院選が実施され、法と正義が勝利しました。さらに4年間、政権を担うことが決まりました。

2015年に政権に就いた同党は、司法改革を実施しました。EUは法の支配と司法の独立が脅かされるとして、訴訟を起こしています。

モラウィエツキ首相は、今後どのような司法改革を進めるか詳細は明らかにしませんでしたが、同党は司法制度の効率化に向け改革を実施する方針を表明しました。野党は、これまでの司法改革で司法の政治化が進んだと批判しています。

19日遅くに行われた信任投票では、454議員中237議員が賛成票を投じ、首相が信任を得ました。