イラン革命防衛隊(IRGC)によりますと、現地時間13日夜以降、イランの許可を受けた30隻以上の船舶がホルムズ海峡を通過しました。

同日、イランのアッバス・アラグチ外相は、イラン側と連携する商船に対してホルムズ海峡は引き続き開放されていると強調しました。また、この海上輸送路で発生している混乱については、アメリカによる措置が原因だとの認識を示しました。

アラグチ外相は、イランはホルムズ海峡を通過する商業輸送を妨害していないと述べたうえで、アメリカによる対イラン封鎖措置は「違法」だと非難しました。

一方で、ホルムズ海峡を通る海上輸送には再開の兆しが見られるものの、地域の安全保障情勢には依然として大きなリスクが残っています。

国際海運監視機関によりますと、最近のホルムズ海峡を通過する船舶数は大幅に減少しています。

イギリスの海運専門誌ロイズ・リストのデータでは、ホルムズ海峡を通過した船舶数は、5月3日までの週には約40隻だったものが、5月10日までの週には18隻まで減少しました。

中東での衝突が始まる前は、この海域を1日平均およそ135隻の船舶が往来していたということです。