(写真:AFP/TTXVN) |
世界の環境団体でつくる「気候行動ネットワーク」は7日、10月末からイギリスで開かれる第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)について、参加国のワクチン接種状況に差があり、全ての国が平等に参加できない可能性があるとして延期を求める声明を発表しました。
COP26は10月31日から11月12日までイギリス北部グラスゴーで開催されます。2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにし、21世紀末までの気温上昇を産業革命前に比べ2度未満とする「パリ協定」の目標達成に向け各国の取り組みを加速させることを目指します。
通常、190カ国以上の代表団が参加しますが、気候変動ネットワークは、多くの国が新型コロナウイルス対策に依然取り組み、経済的に豊かでない国がワクチン確保に苦慮している状況を踏まえると、延期すべきだと指摘しました。「気候危機の影響を最も受けやすく、先進国の支援不足でワクチン普及が難しい国々が議論の外に置かれることを懸念する」と声明を発表しました。
COP26は新型コロナ危機で昨年から1年延期されました。
開催国のイギリスは今年6月、必要とする参加者にワクチンを提供すると発表、今週から参加者のワクチン接種を開始すると明らかにしています。ただ、気候行動ネットワークは、イギリスのワクチン提供は時間がかかっており、多くの国の参加者が接種を受けられない可能性があると指摘しています。(ロイター)

