イランとIAEAはことし2月、イラン側が核関連施設に設置している監視カメラのデータを記録するなど、査察への一定の協力で合意していて、今月24日が協力の期限となっていました。
IAEAは、NHKの取材に対し期限が過ぎた25日になっても、イラン側から連絡がないことを明らかにしたうえで、協力を延長することの重要性を強調しました。
また、アメリカのブリンケン国務長官は、訪問先のフランスで、イランが協力を延長するかどうか明らかにしていないことについて、「深刻な懸念をいだいている」と述べ、延長するよう訴えました。
イランとIAEAの間の協力が打ち切られれば、イランの核開発の検証がさらに困難になるほか、イラン核合意の立て直しに向けて進められているアメリカとイランの間接協議にも影響を与えるとみられています。
イラン政府関係者は、NHKの取材に対して、早ければ26日中にも何らかの決定が出る可能性があると話していて、イラン側の対応が焦点です。
(NHK)
