IAEA=国際原子力機関の天野事務局長は、核開発問題の解決に向けて、イランが去年8月下旬までに実施することになっていたIAEAとの合意をいまだに履行していないことについて、「疑惑解明のプロセスは無期限ではない」と述べて、速やかに対応するよう求めました。
2日にIAEAの理事会がオーストリアのウィーンで始まり、天野事務局長が演説しました。この中で天野事務局長は、核兵器のための起爆実験を行っていたと される疑惑に関する情報の提供など、イランがIAEAと合意した2つの取り組みについて、昨年8月下旬の期限から半年がたった今なお、履行されていないと指 摘したうえで、「イランは必要な情報を適切な時期に提供するべきだ。疑惑解明のプロセスは無期限ではない」と述べました。
そして、演説後の記者会見で天野 事務局長は、話し合いを続けていくことは重要だとの認識を示しながらも、「疑惑の解明にどれだけ時間がかかるかは、イラン側の協力にかかっている」とし て、イランに対し、速やかに対応するよう求めました。
