
イエメンの緊張情勢
先月30日には、イエメン北部の国境地帯で反体制派がサウジアラビア軍を襲撃し、兵士3人を殺害するなど、衝突が収まる兆しは見えていません。こうしたなか、国際的な人権団体の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は3日、イエメン北部でアラブ諸国側が空爆でクラスター爆弾を使用したとする報告書を発 表しました。団体は、空爆の映像を解析し、爆弾の残骸を撮影した写真からアメリカ製のクラスター爆弾が使われたとして、住民を危険にさらしていると批判し ています。クラスター爆弾は、多数の小型爆弾が広い範囲に飛び散り、不発弾として残って長期的に市民に被害を与えることから、使用を禁止する条約が発効していますが、サウジアラビアなど空爆に参加するアラブ諸国やイエメンは条約に加盟していません。
