
(写真:AFP)
内戦状態に陥っているイエメンの戦闘終結を目指して、政権側と 反体制派による和平協議がスイスで再開され、これに合わせて15日から一時停戦に入りました。混乱に乗じて過激派組織IS=イスラミックステートなどが勢 力を拡大するなか、本格的な停戦を実現できるかが焦点になります。
イエメンでは、ハディ政権が首都サヌアの奪還を目指して、反体制派と激しい戦闘を続けていて、政権側を支持する隣国のサウジアラビアなども空爆を行い、国連によりますと、戦闘が激しくなった、ことし3月以降、およそ5900人が死亡しています。
こ うしたなか、国連は15日、スイス北部のビール近郊で政権側と反体制派の双方を招いた和平協議を、ことし6月以来、およそ半年ぶりに再開しました。協議に は双方から、それぞれ12人が出席し、冒頭、国連でイエメンを担当するアフメド特使が「今、最も重要なのは恒久的かつ包括的な停戦の実現だ」と述べて双方 に協力を促しました。
この和平協議の再開に合わせて、政権側と反体制派は15日から一時停戦に入りました。イエメンでは混乱に乗じて、過激派組織 ISや国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織が勢力を拡大させていて、こうした勢力を抑え込むためにも戦闘の終結を求める声が高まっています。協議は今週 いっぱい続く予定で、本格的な停戦を実現できるかが焦点になります。
