イギリスではEUからの離脱に必要な関連法案の審議日程案が議会で否決され、審議が中断していることから、合意なき離脱を避けるには、今月末の離脱期限を延期する必要があります。

イギリスのジョンソン首相は延期を要請していますが、EU各国の全会一致の承認が必要で25日、各国は大使級会合を開いて対応を協議しました。

EU高官によりますと、各国は延期を認めることや臨時の首脳会議は開かずに書面による略式の手続きで各国の意向を確認する方針で一致したということです。

ただ、延期の期間については引き続き協議が必要だとして週明けの28日か29日に結論を出す見通しだとしています。

イギリスのジョンソン首相は、3か月の延期が認められた場合には前倒しの総選挙を12月に実施したいとの意向を示し、議会が賛成すれば実施される可能性があります。

比較的短い延期しか認められなかった場合には、議会は離脱に必要な法案の審議を速やかに再開することになるとみられEUがどの程度の期間、延期を認めるのかが焦点となります。(NHK)