![]() |
トランプ米大統領は今月20日、ロシアの違反を理由にINF廃棄条約を破棄する考えを示しました。一方、ロシアはアメリカの主張を否定しました。アメリカの破棄方針を批判し、条約に関するアメリカ側の質問に答えることに取り組んでいると説明しました。
マティス氏はチェコの首都プラハに同行している記者団に対して、「欧州の同盟国と協議している。先日も独国防相と協議した。協議は続いている」とコメントしました。
マティス氏はチェコの高官やバビシュ首相と会談しました。バビシュ氏は、マティス氏との共同記者会見で、アメリカの条約破棄方針は「明らかに悪いニュースで、遺憾だ」と述べ、「冷戦時代に逆戻りしつつある」と語りました。
これより先にマティス氏は、NATO=北大西洋条約機構加盟国の閣僚級会合が12月に開かれるとし、その会合がある意味で最大の局面になるとの見方を示しました。
外交筋によりますと、欧州のNATO加盟国は25日、条約破棄よりもロシアに順守を促すようアメリカに求めています。
マティス氏は、アメリカが条約を破棄した場合、欧州に中距離ミサイルを配備する可能性はあるかとの質問に対して「否定もしないし肯定もしない」と述べ、「様々な対応策があり、システミックである必要はなく、同盟国と密に協議することになる」と語りました。
ロシアのラブロフ外相は28日、米当局者が伝えてきたINF廃棄条約に関する質問への回答を準備し始めたと明らかにしました。
ラブロフ氏は「(アメリカによる)INF廃棄条約の破棄発表の数日前に、アメリカ側がモスクワにある米大使館を通じて、懸念事項に関する多数の質問をロシアの外務省に伝えてきた」と説明しました。

