タイ憲法裁判所は6日、インラック首相による高官の更迭人事が憲法に違反するかどうかが争われている裁判で、7日に判決を言い渡すことを明らかにしました。違憲判決なら首相は失職し、タイ政局は重大局面を迎えます。

インラック首相は裁判で、2011年にNSC=国家安全保障会議のタウィン事務局長を首相顧問に異動させた人事が、公務員人事への不当介入を禁じた憲法に違反する行為だったか問われています。最高行政裁判所は今年3月、違法性を認める判決を下し、タウィン氏はNSC事務局長に復帰しました。

首相は6日開かれた憲法裁の審理に出廷し、「国家と国民の利益のため」の人事だったとして、不当介入ではなかったと改めて訴えました。